2018年4月22日
福井北 越前市成福寺で法統継承式
【福井北】福井県越前市成福寺にて4月22日、第34世永吉順誠師の法統継承式が晴天の中、営まれ僧侶檀信徒ら約150名が参列した。
継承式に先立ち、総代宅から成福寺まで檀信徒と共に練り行列を行った。
式では、正干与でもあり代務住職の花島常應上人(越前市妙国寺住職)より拂子を継承され、今まで成福寺を護持されてこられた泉 妙枝上人より過去帳を手渡れた。新住職は、その後ご宝前で奉告文を力強く読み上げ、仏祖三宝に寺門興隆を誓った。
祝辞では馬田行康宗務所長(越前市妙勧寺住職)が先代住職の寺庭でもあり、自ら出家なされ長い間、成福寺を守られてこられた泉上人に御慰労と感謝を、新住職にはこれからのご活躍を期待しておりますと述べられ、引き継き 宗会議員 木村吉孝上人(敦賀市妙顕寺住職)からは「時代や布教する人によって布教は変わってくると思いますが、基盤にある合掌、法華経の教え、日蓮聖人の教えというのは800年・1000年たっても変わることはありません。その事を心に留め、当山の布教に励んでいただきたい」と、激励を送った。
永吉新住職は謝辞の中で「まだまだ浅学菲才な為ご迷惑をおかけするかと思いますが、日蓮聖人の願いである法華経広宣流布の大願のお手伝いが少しでも僧侶を目指して精進して参ります。」と誓いを立てた。
檀信徒からは「先代の住職が遷化されて長い間住職がいなかったのでとても嬉しい。これからも新住職と共に成福寺支えていきます」と話していた。