2018年3月27日
岡山 第二十八回「少年少女のつどい」
【岡山】3月27日~28日の2日間、岡山立正青年会(芥田健作会長)主催により「第28回少年少女のつどい」が岡山県井原市美星町にて開催され、18名の児童が参加した。
第1会場の妙昭寺(高尾龍進住職)にて9時半より読経唱題にて開講式の後、高尾住職より「一泊二日間ですが、皆さんにとって一生忘れられない二日間になると思います。厳しいこともあると思いますが、充実した二日間になるよう頑張って下さい。」とご挨拶頂いた。
その後子供たちは青年会員指導のもと仏事作法や、読経練習行い、慣れない正座に辛い思いをしつつも、皆真剣に取り組んだ。
妙昭寺をあとにした一行は、美星町内にある歴史公園「中世夢が原」へと向かった。
鎌倉・室町時代の町並みを再現した歴史公園で、映画や大河ドラマの撮影にも使われたことでも知られている。一同はここで昼食をとった後、竹とんぼやシューズキーパー作りを体験。自由時間には散歩や竹馬に興じる姿も見られ、日蓮聖人の時代へタイムスリップしたかのような空間での体験を、思う存分楽しんだ。
「中世夢が原」を出発した一行は、この日の宿となる「星の郷ふれあいセンター」へと向かった。ここは、旧美星高校の校舎を改装した研修施設で、宿泊はもちろん、体育館、調理室などを当時のまま利用することが出来る。
16時に到着した一行は、早速夕食の準備に。子供たちは調理室を利用してカレー作りを体験し、一生懸命材料を切ったり、米を磨いだりして献立を作った。
17時過ぎには準備が整い、夕食の時間となった。メニューはカレーライスとバーベキュー。校庭にて火を起こし、更に青年会員より「食」に関する法話を拝聴、全員合掌してお題目を唱えてから食事を頂いた。
入浴後、講堂にてご家族への感謝の手紙を書いた後、岡山立正青年会製作の「ぬり絵散華」の作成を体験した。思い思いの色に塗られた散華の裏には、家族への感謝の言葉を書き連ねて、1日目の日程が終了した。
2日目、6時に起床した子供たちは、講堂での朝勤に参加した。各々、1日目に習った所作を思い出しながら読経唱題を行った。
朝食後は掃除の時間、お世話になった会場への感謝の気持ちを込めて、きれいに掃除した。
昼食後、講堂にて閉講式を行い、子供たち一人一人に芥田会長より修了証が手渡された。
ふれあいセンターを出発した一行は「美星天文台」の見学、「星の郷青空市」でのショッピングを経て、その後無事に解散となった。