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2017年12月16日号

大阪三島 訃報・山口徹修師

【大阪三島】山口徹修師(大阪府高槻市本行寺第35世)12月16日遷化。世寿83歳。法号は大楽院日裕上人。12月22日同寺で本葬儀が営まれた。昭和29年に得度し、昭和36年に高槻市妙浄寺住職に就任。そして昭和50年に師父上人病状悪化の為、常智山本行寺の法灯を継承し、住職歴は44年だった。管内では協議員、修法師会長、布教師会長、宗務所長と37年間役職を歴任する。宗内では昭和62年、63年と二度にわたり日蓮宗加行所副伝師を拝命する。宗外においても、高槻中央ライオンズクラブに20年間在籍し会計、幹事、会長を歴任し活躍した。

2017年12月14日号

京都1 京都市本妙寺で義士祭

京一180115(3)【京都1】12月14日(木)京都市左京区本妙寺(橋本一妙住職)にて京都義士会主催の義士祭が執り行われた。当日はとても寒くしぐれた一日だったが、多くの檀信徒、赤穂義士のファンが訪れた。また赤穂市市長明石元秀氏名代赤穂義士会交流大使の二名も来賓として出席された。
本妙寺本堂東側にある義士宝物館において義士追悼法要が行われた。この宝物館には、特志者が奉納された四十七士の木像が祭られている。毎年12月14日のみ宝物館に数々の義士遺品、遺墨を展示し、一般に公開している。 法要の後に本妙寺内にある吉田忠左衛門、その子吉田沢右衛門、忠左衛門の実弟で、母方貝賀新兵衛の家を継いだ貝賀弥左衛門の三義士並びに貝賀の妻おさんの四名が合祠してある墓を墓参した。午後より日本琵琶楽協会関西支部主催による九名の奉納演奏が行われた。

2017年12月12日号

新潟西 武見日恕上人の書簡発見

新西171212(1)武見文書②【新潟西】新潟県長岡市の真浄寺(武見潮裕住職)から、明治時代の中期にあたる十九世紀初期の史料が、八〇〇点以上発見された。かつて東京堀之内・妙法寺の住職であった武見日恕上人(一八五八~一九一七)のもとに来た書状等で、これまで明らかとはいえなかった明治期の宗務行政の組織、教育機関の整備、信者組織の構築、子弟の教育など、その内容は豊かで広範囲に及んでいる。他に類例のない史料として、現在、立正大学名誉教授・中尾堯文師と日蓮宗現代宗教研究所により調査と目録の整理が進められている。
大量な史料を伝える真浄寺は、武見日恕上人が故郷の長岡市・関原に、大正二年(一九一三)に両親追善のため開創した寺院。現住職の潮裕師は第5世で、開創一〇〇年を記念して寺宝の護持を発願した。日恕上人に宛てられた書状は、おおよその分類にしたがって巻子状で保管されており、他に未分類の日記や備忘録などかなりの量にのぼる。中尾師は、「日恕上人の名刹の住持としての活躍と当時の日蓮宗寺院をめぐる当時の困難な状況が、史料の文面からはっきりと浮かび上がる、日蓮宗の現在と深く関わる貴重な史料。宗史における近代の欠を埋める重要な研究成果が期待される」と語り、文書の帯びる意味を強調している。
明治十九年に妙法寺の住職となった武見日恕上人は、身延山久遠寺の復興に尽力するとともに、檀林運営に深くかかわって宗門子弟の教育に専心した。一方で東京小石川に「茗谷学園」を設け、僧と俗を分かたず好学の弟子を育てることにも力を注ぎ、「日蓮宗十万人講」を広めて信者を結集して、法華信仰の物心両面にわたる確立を期した。

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