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2017年12月11日
福井中 講習会「法服について」
【福井中】12月11日、福井県中部声明師会(会長坂井是真師)は、「法服について~法服の歴史と着法・取扱法~」をテーマに、京都から鍵甚法衣店の桃井壮一氏を招き、「衣の歴史」について講習会を越前市妙智寺(坂井是真住職)で開催し、僧侶11人が参加した。
基調講演では、他宗から日蓮宗までの幅広い分野で、燕尾・衣・袈裟・袴・法服(衣帯)などの保管の仕方や着法、畳み方など実技を交え教わった。
会長坂井是真師は、「法衣の本来の語源は『如法の衣』といいます。また、礼誦儀記には『心性を清浄ならしめ、法理を光顕し、如来の荘厳を成就せんと欲する故に浄身整衣をなす』と示されています。法衣を正しく纏い、身清浄と法露顕のため皆様と考える時間になればと存じます。」と述べた。