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2017年11月11日

山梨3 第3回護法統一信行会

山三171114 (2)hp用【山梨3】11月11日、南アルプス市西南湖(西 淳伸住職)を会場に山梨県第3部宗務所(岡本正富所長)・第3部檀信徒協議会(石川俊幸会長)共催『平成29年度・第3回 護法統一信行会』が開催された。
この護法統一信行会は毎年9月から11月までの3ヶ月間、管内寺院を会場に毎月1回行われている。
今年度3回目の開催となった今回は、組寺院の檀信徒を中心に僧俗合わせて90名の参加者が集まり、開式にあたり岡本宗務所長より挨拶があり、「11月11日は、お祖師様が千葉県小松原に於いて法難に遭われた日になります。今日この日に統一信行会が行われるにあたって、皆様にはお題目をしっかりお唱えして頂き、お祖師様の供養も兼ね、信仰心を養っていただきたい」と述べられ、続いて石川俊幸会長より挨拶があり、「先日の山静教区大会に参加し、僧俗約1000人の参加者が集い、大変壮大な法要が営まれ、法主猊下より、私達檀信徒に向けお言葉を頂戴しとても感銘を受けた。これからの日蓮宗、この第3部管区を皆様のご協力を頂きながら、自分達の信仰心と共に盛り上げて行きましょう」と力強く述べた。法要は「たちばな和讃会」(秋山京子会長)の会員代表の20名が出仕し、法華和讃奉詠で幕を開けると、本乗寺西住職を導師に法要が営まれた。
法要後、西住職は「本乗寺への沢山の方々の御参詣、統一信行会への参加、協力を戴きありがとうございました。」と御礼を述べ本乗寺の縁起の説明も兼ね挨拶した。
続いて布教師会会員の石川顗鳳師の法話が行われ、石川師は法話の中で、鴨長明の方丈記の一文を引用し、「この無常世界の中で生きている私達は、今の混沌とした政治や、目まぐるしく変化をしていく世の中に振り回されている。良い時もあれば悪い時もある。わかっていることだけれども、いざその場に立ち会うと、一喜一憂してしまっている自分達が居る。ですから常に自分を磨き、常に自分を省みながら生活する事が大事なのだ。今が裕福(陽)であれば注意を怠らず、今が貧困(陰)であればそれが永遠に続くことは無い。何よりも強い心が大事で、その心を養う為にお題目が必要なのだ。私達は折角お題目の結縁を頂いているのであるから、しっかりとお題目に寄り添って、自身の心をより強く養い、お題目の力を感じてほしい」と法話を閉じた。
石川師の思いを込めた法話を聞いた参加者は「身近なところから見つめなおしていきたい。自分達に出来るところはしっかりと正していきたい。」と感想を述べた。
今年度の統一信行会も3回の開催を通して多くの義援金が寄せられた。この多くの参加者の志は、各地の天災被災地の復興の為に寄付されることになる。

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新年のご挨拶。

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