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2017年11月5日
愛媛 松山市妙清寺で入寺式
【愛媛】 松山市の妙清寺で11月5日、新しい住職を迎える入寺式が開かれ、県内遠近各地から駆けつけた僧侶と檀信徒らが見守る中、允許状授与などの法要が行われた。
第三十二世住職に就任した田坂隆興上人は、長らく県内妙見寺住職として寺門発展に尽力され、僧侶としての実力は周知されている。市内各僧らの推挙の下、新住職へ就任する運びになった。
当日はまず第二十九世枢眼院日清上人の本葬儀が、法華寺中臣泰齋上人御導師により厳粛に執り行われた。続いての入寺式で奉告文が読み上げられ、新住職による決意が表明された。
あいさつに立った瑞応寺川井邦正上人は「妙清寺というこの大きな船の舵取りを任せることができる人物は彼しかいない」と述べると、田阪上人は「檀信徒さまが安心してこの船に乗船し続けていけるよう命をかけて務めていきます」と新住職としての抱負を述べた。
参拝の檀信徒からは「やる気のある頼もしい方に入って頂けて安心した」と笑顔の声が聞こえた。