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2017年10月24日
熊本 地震被災住民と交流会
【熊本】社会教化事業協会(園田本忠会長)は10月24日、昨年4月の熊本地震で大きな被害を受けた上益城郡益城町の住民らと交流会を開いた。
益城町の惣領4町内の住民が中心となり毎月1回開いている茶話会「お茶しませんか」のメンバーの間で「僧侶の話を聞きたい」との要望があり、世話人の一人が日蓮宗の檀徒であった関係から実現したもので、当日は社教会から竹下義聡・社会教化活動委員長(荒尾市正覺寺住職)ら幹事3人が出席した。
まず、参加者約40人を前に竹下委員長が法話を行い、熊本地震や東日本大震災でのボランティア活動の経験を受けて、人と人との縁の大切さを訴えたほか、参加者からは寺との付き合い方など、率直な質問が寄せられた。
参加者の一人は「僧侶のありがたい話を聞いて、人生のあり方を今一度見つめ直す良い機会となった」と感想を述べた。