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2017年10月10日
奈良 東日本大震災慰霊研修
【奈良】宗務所(森本竜静所長)は十月十日から十二日まで十度目となる東日本大震災慰霊研修を開催し、管内の僧侶九人が岩手県と宮城県を訪れた。
一行はまず宮沢賢治記念館で法華経の熱心な信者であった宮沢賢治について学んだ。
その後、陸前高田市の妙恩寺(風間文静住職)に参拝し、犠牲者慰霊と早期復興を願う法要を行い、岩手県宗務所に義捐金を手渡し、慈母観世音菩薩像や被災後の様子や現状について説明を受けた。
その後も奇跡の一本松周辺や、釜石市、大槌町、大船渡市、気仙沼市等を訪れ各地で地元の人々から現状や防災について話を伺い、慰霊と復興を願い御題目を唱えた。
奈良県宗務所では今後も慰霊と復興祈願、防災の研修を続けていく。