2017年7月26日
千葉西 第三十六回少年少女夏季修養道場
【千葉西】千葉県西部青年会(増田寶雲会長 茂原市妙樂寺住職)主催の第三十六回少年少女夏季修養道場が、身延山久遠寺研修道場を会場に7月26日(水)~28日(金)の二泊三日の日程で「お坊さんと遊ぼう」をテーマに道場生39名とスタッフ22名の総勢61名で行われた。
朝6時半に茂原市を出発し、11時に身延山に到着。昼食を挟んで仏前作法の講習が行われ開場式へと移った。慣れない正座に苦戦しながらも子供たちの力強い唱題が響いた。増田会長は読経後の挨拶で「修養道場は遊びと学びが両方あります。仲良く遊んで学んで下さい」と語り、続いて土井了真宗務所長(長生村・法輪寺住職)が挨拶し、自身の好きな相撲にたとえ、「どんどん前に出ていく人生を目指してもらいたい」と話した。その後に久遠寺へと移動し、かつて修養道場を経験し、昨年から身延山在院生として修行されている三橋正輝君(白子町・妙法寺寺族)の諸堂案内を受けた。夕食後には研修道場で唱題行が行われ、午後九時に就寝した。
2日目は午前4時半に起床し、久遠寺の朝勤に参列。その後に御廟所を参拝して研修道場に戻り朝勤を行った。午前中は写経と写仏を行い、午後には参道を使ってポイントラリーが行われた。子供たちは昨日からの疲れも見せず、スタッフの体重当てゲームやクジ引きなどを汗を流して楽しんだ。
3日目の閉場式では、1人ずつ名前が読み上げられ修了証が手渡され、増田会長は「この修養道場の経験を活かして夏休みを目一杯楽しんで下さい」と励ましの言葉を送った。続いてお楽しみの富士サファリパークに立ち寄り、二泊三日の修養道場が終了した。