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2017年6月17日
大阪豊能・宗務所主催の第6回能勢門中寺院巡り開催
【大阪豊能】宗務所(山下正淳所長)が主催する豊能連合立正婦人会の第6回能勢門中寺院巡りが6月17日に能勢町七寶寺(髙川豊行住職)で開催され、56人が参拝した。
法味言上後、豊能声明師会会長の髙川住職から日常における仏事作法の講習を受講。お経の読み方や合掌の作法に加え、「立正安国・御題目結縁運動」のスローガン「いのちに合掌」の根幹である常不軽菩薩品の24字の一説について学んだ。
この後、髙川住職が由緒沿革を紹介。同寺は能勢頼隆公と玉龍院日悦上人が、夢の中で七面大明神の姿を感得し、その霊夢に促された子息、能勢頼春公が明暦元年(一六五五)に七面堂を建立したことにより「七面大明神鎮護の霊場」として信仰を集めている。
また今回はただ説明を受けるだけでなく実際に諸堂や境内を歩いて巡る形を取り、参加者からは「近所にあっても普段菩提寺以外のお寺を参詣する機会がなく、今日は境内にある数多くの仏像を拝むことができてよかった」等の声があり、充実した研修となった。