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2017年6月8日
静岡中 檀信徒協議会総会
【静岡中】檀信徒協議会(掛川洋一会長)の総会が6月8日、静岡市清水区の清水テルサで開催され、管内寺院代表の檀信徒約百人が参加した。総会ののち、全国檀信徒協議会会長で大本山池上本門寺檀家総代の池上幸保氏が「檀信徒協議会の果たす役割」と題した講演を行った。
池上氏は「家に仏壇があること」と「幸せ」には相関関係があることを示し、信仰の継承の重要性を説いた。そして「目に見えないものを信じる、ということが、安穏な社会の実現には必要」であるとし、その実現のために「遠くにいても菩提寺に手を合わせることができるような、『第二菩提寺』のような仕組みをつくること」「息子や孫にお守りや数珠を持たせること」「お寺の行事になかなか参加できない現役世代に、お寺の案内を届けること」の三点を提言した。
また日蓮宗宗徒としての自覚を高めてもらうために、檀信徒に「日蓮宗新聞の活用」「冊子『合掌』の活用」「『あんのん基金』の周知」が有効であるとし、「お題目のイメージを変えていかないといけない」と説いた。