愛知尾張 善学院日妙上人第673遠忌
【愛知尾張】4月22日あま市 日妙寺(則武憲嗣住職)にて、善学院日妙上人の第673遠忌法要が営まれた。日妙上人は、元々は真言宗の僧侶であり善妙と称したが、かつて流れていた佐屋川の裙衣橋(つまごばし)(現在の日妙寺)で日蓮聖人を呼び止め、三昼夜にわたり法論をかわした。法論の末、日蓮聖人に帰依し名を日妙と改めた上人は、ここ尾張の地で法華経布教につとめられた。日妙寺では法要の際、上人が106歳で遷化されたことに因み、「おむす」という米100粒と黒豆6粒のおにぎりをお供えする。この法要は、住職、檀信徒の日妙上人に対する報恩の想いで毎年行われる。