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2017年3月4日
帰山式・武末章裕師
【兵庫西】3月4日(土)赤穂市塩屋蓮岳寺(武末泰憲住職)で、本年度日蓮宗大荒行堂第初行を成満した武末章裕師の帰山報告式が行われた。僧侶・檀信徒約90名が見守る中、出仕行僧4名と共に水行が行われ、その後、祈祷道場で帰山奉告式が行われた。武末師はじめ、出仕した行僧の鍛えられた読経の声を聞いた参列者は自然と頭を垂れ手を合わせていた。武末師は謝辞で「今、ようやく帰って来ることが出来たことを実感する、思い返すと本当に過酷な100日だった」と涙で言葉を詰まらせながら、「荒行堂の先輩、同行の仲間に支えられ、また、無事を祈り待ってくれている檀信徒の皆さまのお陰で成満する事が出来た。これから修法道に精進し、布教・教化活動に邁進していきたい」と心に秘めていた決意を表明し結びとした。