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2017年2月16日

三重 鷲阪仁昭師帰山奉告式

三重170302② (1)【三重】2月26日。三重県名張市の神通寺(鷲坂行俊上人住職)において、良薬堂結社教導 鷲坂仁昭上人の大荒行堂第再々行成満帰山奉告式がとりおこなわれた。
当日の天気は青空晴れ渡り、たなびく飛行機雲がいつまでも残るような快晴となった。
午前9時。同市の良薬堂に鷲坂上人のほか計9人の成満僧が到着。良薬堂の前には上人の帰山をまだかと檀信徒、師父の鷲阪行俊上人や家族ら90人弱が仁昭上人の到着を待ちわびていた。
良薬堂での法味言上を終えて午前9時30分、帰山式会場でもある神通寺をめざして行列が出発した。行列は和讃、のぼり旗担当の檀信徒、成満僧、鷲阪上人の師父と家族、檀信徒…の順で会場を目指してゆく。
そんな中、目についたのが鷲阪上人のご子息、鷲阪行昭くん(5歳)と行孝くん(3歳)の姿だった。2人は前を歩くお父さん(鷲阪上人)から離れまいと頑張って団扇太鼓を叩きながらついていく。しかし、3歳の行孝くんに団扇太鼓を叩きながらついてくるのが大変に体力のいること。すると鷲阪上人、他の成満僧とは少し距離をおいて行孝くんの団扇太鼓をスッ取ると、代わりに叩きだした。すると行孝くんは合掌し、お父さんの背を凝視しだした。それはまるで、お父さんの一挙手一投足から作法を学ぼうとする。そんな姿にも見えた。

約50分の行程を経て、行列は神通寺に到着。神通寺での法味言上の後、境内において水行披露がとりおこなわれた。
神通寺の境内に設けられた特設の舞台の上に水行場が設置。そして実際の大荒行堂内の水行さながらに水行開始前の掛け声も入り、緊張感満ちる中、水行が披露された。
9人の修法師がおこなう迫力ある水行に檀信徒はみな圧倒され、みな食い入るようにその姿を見つめ続けていた。
午前11時。帰山奉告式の法要が開式。読経ののち、御宝前と檀信徒に向けて修法が行われ良薬堂結社、神通寺の檀信徒は皆、一心に合掌し成満僧の祈祷を受けていた。
法要後の謝辞に当たり鷲阪上人は、後輩の行僧上人に励まされ、檀信徒と寺族に助けられ、こうして四〇〇日を成満することが出来ました、と皆に感謝の言葉を述べられた。

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