2017年1月14日
栃木 那須塩原市等覚院で寺ヨガ
’【栃木】1月14日那須塩原市のカフェ、Chus(チャウス)のnew year ヨガリトリート in Chusのプログラムの一部(寺ヨガ)が隣接する等覚院(藤﨑善隆住職)の本堂に於いて開催された。
一泊二日食事付で、参加者は18人、ヨガインストラクターは同カフェ勤務でもある山岸大輝氏、その中の寺ヨガは90分間のプログラムとなっている。
この企画は藤﨑住職の、これまでお寺に縁の無かった方たちに親しみを持ってもらいたい、お寺と地域との縁を深めたいという思いと、Chusが参加者に一年の始まりにお寺でヨガをすることによって凛とした気持ちになってもらいたい、Chusのある黒磯の歴史にも触れてほしいとの思いが重なり開催された。
山岸氏はヨガで一番大切なことは呼吸だと語る。呼吸によってどこが満たされているか、一呼吸ずつ常に意識し、呼吸に動きを合わせてポーズをとる。そうしてどこが伸びているか、どこが効いているか自分の体の隅々まで意識を張り巡らせるという。
ヨガの後、藤﨑住職から黒磯の約100年の歴史や等覚院の縁起、日蓮宗の本尊やお祖師様について、ヨガと止観の関連性の話があった。
会津若松市からの参加者は「ヨガを始めて2年になりますが、お寺でヨガをするのは初めてです。いつもヨガスタジオでやっていると雑念が入って素直に自分の体を見つめられなかったけれど、お寺独特の香りや雰囲気のせいか肌で感じる空気も違い、心と体がシンクロしやすかった。また是非寺ヨガを企画してほしい。」と感想を話してくれた。
他の参加者からも好評で、次回は4月に開催されることが決定している。