2016年11月6日
山梨4 北杜市見法寺で法燈継承式
【山梨4】 平成28年11月6日、山梨県北杜市石光山見法寺に於いて第43世小林正尚上人の法燈継承式がとり行われ、僧侶檀信徒合わせて200名が新住職の門出を祝いに参列した。
式では、体調不良の師である丸木孝洋上人に代わり同山正干与實相寺住職・松永直樹上人より払子が手渡され、先師たちから現在まで連綿と続く見法寺の法燈が継承された。
先代の丸木上人は、見法寺の副住職を務めていた時代から高等学校の教員を四十年と長きに渡って務められ、宗門発展並びに、地域社会においても活躍されてきた。
近年は、病気を煩い思うような活動ができなくなったが、小林上人の支えもあって境内整備など、寺院発展に尽力された。
新住職の小林上人は、七面山奥之院での山務経験を元に、積極的に住職の支えとなるよう寺院での活動を展開し、住職の寺門発展への思いを継承してきた。
小林上人は挨拶で、「創建675年の当山の法燈を継承する大任を頂き身に余る責任と受け止めております。当山の発展を目指し、尽力して参ります。」
と法燈継承の重責の思いと寺門興隆の誓いを語った。