2016年9月29日
福岡 寺庭婦人研修道場
【福岡】寺庭婦人会(高嵜ミチ子会長・宗像市妙経寺)は、九月二十九日福岡市内のホテルで、第三十三回寺庭婦人研修道場を、会員約六十四名が参加して行った。
開講に先立ち高嵜会長は「お盆、お彼岸が過ぎて一息ついてると思います。御多忙の中、そして大雨の中研修会に参加をして頂き、ありがとうございます」と挨拶した。
来賓の高嵜泰道宗務所所長(宗像市妙経寺)は「皆様方のお力をお借りして、この会が益々発展しますように」と挨拶した。
講師に、永野陽子様(熊本市曹洞宗玄宅寺寺庭婦人)を迎え「熊本・大分大地震 ただひたすら!わたしにできることを・・・」と題しての講演が行われた。
永野様は、大地震の体験を基に講演を行い「地震がおきた時は訳が分からず、阿蘇山が噴火したかと思った」「外に出たら、水道管は破裂し、ガス漏れも起こしていた。これは大変な事が起きたんだと思い、水を貯め、ご飯を炊きました」「防災訓練はしていたが、避難してから何をしていいかわからなかった」「子供達が閉じこもってしまい、熊本は普通を取り戻そうとしていて、なるべく今までやっていた事をやる動きがあります」「お寺にはみんなを笑顔にする力があります」と話した。
その後、懇親を深める為の昼食会が行われ、散会となった。