全国の通信記事
2016年5月29日号
尾張 あま市日妙寺・農業体験「やろ米(まい)会」
【尾張】5月29日、あま市日妙寺(則武憲嗣住職)は、農業体験「やろ米(まい)会」を開催。約60名の地域の親子やボランティアが参加し、皆で力を合わせ田植えを行った。参加の子供たちは泥んこになりながらも笑顔で丁寧に苗を植えていた。
やろ米会は、会長の則武住職の「米作りをすることで、子ども達に食や命の大切さを学んでもらおう」との思いから発足し、今年で11回目。檀信徒の枠を超え参加可能なこの会は、地域住民にとって笑顔で参加できる大切な行事だ。秋には、実際に鎌を使って収穫し餅つき体験を行う。
静岡西 牧之原市浄心寺本堂落慶
【静岡西】牧之原市の長勝山浄心寺(木内隆敬住職)で晴天の五月二十九日に本堂の落慶法要が住職導師のもと執り行われた。管区内外より僧侶・檀信徒二五〇名が参列し厳粛で盛大な法要が行われた。
浄心寺の本堂が新たになるのは約二六〇年ぶりの一大事業で前本堂は増築、補修を重ねてきたが老朽化が進み平成22年より住職と檀信徒は一丸となり本堂及び境内地の整備の計画を立て取り組み、平成23年に庫裡が完成、本堂内の仏具や荘厳具も檀信徒の篤信により新調され、今回の落慶法要を迎える事になった。
木内住職は「本日を迎えられたのはお釈迦様、日蓮大聖人、諸天善神の御加護と総代役員檀信徒の皆様のおかげです。厳しい社会状況の中多くのご支援ご協力の丹誠に深く感謝申し上げ、今後益々浄心寺の発展に尽力して参ります。」と仏縁への報恩感謝を述べた。住職と檀信徒の大きな願いがこもった本堂が晴れやかな法要の中輝き浄心寺の新たな歴史の一幕となった。
兵庫東 摂丹地区信行の集い
【兵庫東】昨年の東播地区に始まり第二回となる信行の集いが摂丹地区篠山市妙福寺(松本恵孝住職)、同市本経寺(吉田英昭住職)を開催寺院に五月二十九日執り行われた。開会式は妙福寺に於いて導師に釋孝修兵庫東部宗務所長を迎えて行われた。開会式の後本堂にて団扇太鼓の練習をしてその後行われる唱題行脚に備えた。唱題行脚では篠山城を通り本経寺を目指した。参加者約七十名の団扇太鼓の音と共に大きなお題目を唱える声が篠山の城下町に響き渡った。
本経寺に到着し約二百段の石段上った先にあるまけきらい稲荷の社殿にて吉田英昭住職の導師のもと御祈祷が行われた。参加者からは「気持ちのいいお経を頂いた」という声があった。法要終了後吉田住職からお寺の縁起説明があり皆熱心に耳を傾けていた。閉会式にて次回開催の神戸地区に宗務所旗が継承された。