2016年2月10日
千葉西・100日間の苦修錬行を終えて
【千葉西】昨年、11月1日より2月10日まで寒壱百日の苦修練行をしていた田中妙定師(市原市真淨寺住職)、石川央樹師(市原市本念寺住職)が無事成満した。
第再行の田中師は自身の罪障消滅と自坊の寺門繁栄を祈念する為、10年ぶりに入行。
同じく再行の石川師は、昨年本念寺に入寺し、檀信徒の期待に応えられるよう更なる経力体得を発願し、4年ぶりに入行した。
成満後、田中師は、「仲間と支え合った100日間は自分を成長させてくれました。鍛えられた修法を振るっていきたい」
石川師は、「檀信徒が待っていてくれるから成満できました。身体に蓄えた沢山の経力を待っていてくれた人たちの為に使いたい」と述べた。
なお田中師は、2月21日、石川師は、2月27日にそれぞれの自坊で帰山奉告式が行われる。
また、佐野泰之師は「昨秋11月1日に日蓮宗大荒行堂、3回目の行に入行させて頂きました。私の師父が参行に入行した時、その背中を見てきました。その姿がずっと心にあり、27年ぶりに大古久様と共に大荒行堂に入行し、師父を感じ壱百日間の苦修練行をさせて頂きました。同行の各聖にも恵まれ、色々なことを勉強できた壱百日間でした。これから益々精進し、寺門興隆、外護の檀信徒各位の家門繁栄、そして未信徒教化に努めて参りたいと思います」と語った。