2016年1月27日
大阪市 AED実践講習会
【大阪市】1月27日(水)大阪市北区本傳寺(丸田英宣住職)で、社会教化事業協会によるAED(自動体外式除細動器)実践講習会が行われた。
本傳寺では法要中に檀信徒の方が倒れ、救急車を呼ぶという事があったことからAEDをお寺に設置することを決め、そうした経緯からAED実践講習を社教会に打診され、講習会を開催するに至った。
開会にあたって、藤本経尚社教会会長・松井英光大阪市宗務所長・本傳寺丸田英宣住職より挨拶があり、旭化成ゾールメディカル株式会社山崎祐己氏・キャノンシステムアンドサポート株式会社木沢恭之氏らによりAEDの使用方法、注意点等の説明があった。
説明の中で日本では救急車が現場まで到着する時間が平均で8.5分、その間で救命活動を行っていなければ生存確率が20%に程しかないことに驚いた。
その後、実際に2班にわかれ人形を使った心臓マッサージ、AEDを使う実践を行った。実践風景は和やかであったが、各々が実際に使わなければならない時の事を考え、心臓マッサージは交代で行う方が効率よいこと、AEDを使うとき一人ですべて行うことは不可能に近く必ず近くにいる人に助けを求めること等、起こりそうなことを想定しながら取り組んでいた。
実践が終わり、質疑応答の後川涯鳳隨社教会副会長の挨拶があり、実践講習会を閉じた。