2015年7月31日
青森 鰺ヶ沢町永昌寺第四十七回「海辺のつどい」
【青森】鰺ヶ沢町永昌寺(田端義宏住職)主催の「第四十七回海辺のつどい」が七月三十一日から八月二日まで開催され、県内外から小中学生十名が参加した。
「つどい」の対象はメンバーと呼ばれる小学四年生から中学三年生までで、指導にあたるのはメンバーよりも多い二十二名のOBの高校生(リーダー)・大学生(主任)・社会人(先生)。開催の主眼は、共同生活を通して絆を深めると共に礼儀作法を身につけ、人間的な成長の援助となることに置いている。指導者にとってはメンバーを指導するなかで生じる問題解決の上で互いに認め、励まし、叱責することを通し、実社会で自立できる大人としての資質を培う場ともなっている。
四十七回目を迎える今年のテーマは「約束・自発」。開講式で田端住職は「ここは大人になって必要なことを学ぶ場。仏さまに見守られながら心を鍛え、約束を守り楽しいつどいにして下さい」と挨拶。指導者のお話やエチケット講座に続き、レクリエーションを楽しんだ。
二日目はお勤めや一時間を超える唱題行、学習など厳しい時間もあったが、海水浴やキャンドルの集いといった楽しい時間も過ごした。
最終日は出し物の表彰を行い、思い出を感想文につづった後、修了証が手渡された。
田端住職は「ここで学んだことを学校や社会で生かし、また来年成長した姿を見せて下さい」と語った。