2015年3月30日
韓国・済州島研修旅行
【神奈川1】3月30日より4月1日、2泊3日の日程で神一青年会(後藤泰行会長)の韓国・済州島研修旅行が行われ、6名の会員が参加をした。
この研修旅行では記憶に新しい、昨年4月16日、韓国の海上において発生したフェリー転覆・沈没事故により命を落とされた方々への施餓鬼法要、韓国・済州島の寺院参拝などを行った。
セウォル号の事故では修学旅行中の高校生を多く含む乗客、乗員、捜索関係者合わせて約300名もの尊い命が失われ、現在も9名の行方不明者がいるという。
参加者らはフェリーが沈没した方角を見渡すことのできる沿岸において、韓国産の果物、海苔、お酒をお供えし、施餓鬼法要を行った。
法要の様子を見ていた、現地ガイドのピョンさんは「韓国の人たちも少しずつですが、この悲惨な事故を忘れていってしまっています。このように供養して頂くことはとてもありがたいことです」と話した。
寺院参拝では尊者庵、薬泉寺、山房窟寺を参拝し、住持の方々に韓国における仏教やここ数十年の韓国宗教の動向についてなど、沢山の質問をし、沢山の知識を頂いた。
なかなか話す機会のない、韓国の僧侶の方々との会話は青年僧侶にとって、素晴らしい経験となった。