全国の通信記事
2013年10月27日
本堂をステージにアンサンブル公演
【高知】十月二十七日、南国市蔵福寺(齋藤ズイ理住職)の本堂をステージにし、管打楽器アンサンブル公演が本堂前を会場に開催された。今回で第七回目となる同公演は、斎藤師の夫人が音楽の教諭をしていたことから、その人脈を集めて「くらすと」という楽団を結成したことに始まる。本堂前での公演は年に一回であるが、すでに本堂前にはステージが常設されているほどの入念さであり、また年を追うごとに客席の数は増え、それにともないお茶がふるまわれるなどのサービスも向上してきた。地域にもその話は伝わるらしく、お寺以外の、病院や幼稚園での公演も増えているという。齋藤師もくらすと結成を機にサックスを始め、最近では堂々たる演奏っぷりであると、檀信徒にも好評だ。もちろん檀信徒以外の入場者も多く、普段、寺院に来る機会の少ない人に、寺院への親しみを感じさせる行事になっていることがうかがわれた。