2024年4月1日
■ユニバースに合掌
宗門が掲げる「いのちに合掌」が3年目となった。その間、新たな戦争や大災害の発生のみならず、気候変動、多様性の時代のあり方などと枚挙にいとまがなく大きく変革していく世界。今「いのちに合掌」を真剣に考えなければ生きとし生けるものが〝生きづらさ〟を感じてしまうだろう▼「いのちに合掌」の英語表記はまだ宗門で決まっていない。調べると「合掌」は英語で「put one’s palms together」などと表現するらしいが「Gassho」とし、注釈で英語を表記するのが良いかと思う。「Gassho」を英語で説明するより世界共通語を目指した方がスマートだ▼「いのち」を英語にすると「life」だが、「人生」の意味に近いため、〝生きとし生けるもの〟という意味になる「living things」もある。が、やはり三千世界を簡単に伝えるなら「universe」が一番わかりやすいかもしれない。つまり「Gassho for Universe」。訳すと「宇宙に存在するすべてに合掌」となる。そう考えると日蓮宗の「いのち」は果てしもない大きさと気づく▼小生はお題目を唱えたときに自分という個のなかにそういう世界観を感じることがある。だから「お題目=ユニバース=いのち」に「合掌」▼我々はなすすべがないから〝いのち〟を放っておいてもいいのか? そうではない。小さなことからでも行動することが今必要だ。(緑)




















