2024年12月20日
■いのちに合掌
ホテルの自動チェックイン機の前に立ち、予約時にスマホで受信したQRコードを読み込ませて部屋のカードキーを受け取る。何回やってもドキドキしながらの作業だ▼人の手に代わって仕事をこなすさまざまな機器の登場により、世の中の仕組みがどんどん変わってきた。便利ではあるが、慣れないものにとっては困惑する世の中になってきた▼自分を取りこぼして先に進んでいく世の中の仕組みに対して不満を持つ人も出てくる。かくいう筆者もセルフサービスのガソリンスタンドには行かないと決めている。店のスタッフに教えてもらえばいいようなものだが、それなら客にさせなくてもいいではないかと考えてしまう▼自分ができないことは他の所為にし、逆に自分の思惑を他に押しつけようとする自己本位の考え方は、多少なりとも誰の心にも潜んでいるようだ▼このような考え方の行き着く先は争いしかない。これが個人レベルのことならまだしも、国の舵取りをする権力者となると、世界はどうなっていくことか。国と国が互いに自国の思惑を相手国に押しつけあう。今、世界のあちこちで繰り広げられている紛争の元凶がこれだ▼この世のすべての存在、すべてのいのちは互いに支え合って生きている。支えがなくなれば自分も倒れる。押しつけるのではなく、支え合う者同志互いに助け合わねばならない。 (直)




















