2013年9月10日
「レモン400円! ブルーハワイ400円!」
「レモン400円! ブルーハワイ400円!」娘の友達と一緒にかき氷屋さんに行った時のこと。カタカナと3桁の数字をすらすら読むお友達に度肝を抜かれた。誕生日も1日しか違わない同じ4歳。聞けば簡単な漢字まで読めるそうだ。さらに大好きな海外のアニメ映画は、なんと英語で観ているという▼「すごい」と同時に抱いた正直な思いは「なぜうちの子はできないの?」だった。娘はようやくひらがなが読めるようになったばかりだというのに。今はまだ小さな「っ」を勉強中だ。他の子と比べちゃいけない。頭では分かっているが、解りきれていないからこそ焦りが生じる。「早くできるようにならないと」▼しかし娘の成長を振り返れば…全然歩けなくて大丈夫かしらと心配した1歳の誕生日、でも数ヵ月後にはテケテケと歩いた。最初なかなか「ママ」と言ってくれずに寂しい思いをしたが、今はママ、ママと煩いほどだ。嫌いな野菜も幼稚園に入園して進んで食べるようになった。焦らなくても一つひとつ彼女なりに成長している。できないことばかりに目が行くのは親のエゴでしかない▼それぞれの発達がある。それぞれの個性がある。仏さまはありのままの君がかけがえのない存在なのだよと言ってくださる。早い遅いがあって当たり前。早いは早いなり、遅いは遅いなり、それで良いのだと。親も親なりに成長しなくては。(蛙)