日蓮宗新聞

2025年10月1日号

龍口法難会

龍口法難会 第755回龍口法難会が9月12日、神奈川県藤沢市本山龍口寺で行われた。鎌倉市薬王寺住職の大埜慈誠師の法話、それに続く法要や堂内特別桟敷から撒かれる「難除け牡丹餅」を求める参拝者で堂内は埋め尽くされた。
鈴木日沾貫首を導師に営まれた法要は、今年から旧龍口輪番8ヵ寺が法要に加わり、かつて約550年続いていた伝統が復活した。境内や参道では、露店や参拝者で賑わうなか24講中が参加した万灯練り行列が行われ、日蓮聖人に報恩感謝を捧げた。龍ノ口片瀬睦講の近藤啓介さん(55)は、「1年で1番元気になる日。この伝統を次世代までつなぎたい」と笑顔で語った。
龍口法難は文永8年(1271)に日蓮聖人が幕府の弾圧により龍ノ口の刑場で斬首されかけた事件。聖人が刑場へ連れて行かれる途上、桟敷に乗った尼が黒胡麻の牡丹餅を供養したという逸話にちなみ、毎年、難除けにご利益があるとされる牡丹餅供養が行われる。
今年撒かれた牡丹餅は全部で約80㌔。牡丹餅講橘結社(髙橋政幸講元)と龍口寺の檀信徒や地元有志ら約80人によって準備された。若い親が子どもを連れて初参加する姿もあったことから、髙橋会長は「子どもの頃から習慣になれば、長く続くご縁になるのでは」と目を細めた。

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