日蓮宗新聞

2025年11月1日号

長崎で終戦80年立正平和祈念法要

★長崎終戦80年法要① 長崎県佐世保市で開かれた同県の護法大会で終戦80年立正平和祈念法要が10月4日に田中恵紳宗務総長を導師に営まれ、僧侶檀信徒約500人が参列した。テーマは「終戦80年・慰霊と平和~ともに祈りつくる~」で、長崎の原爆犠牲者や戦没者に追善の誠が捧げられた。長崎は昭和20年8月9日、原子爆弾の投下により多くの命が一瞬で失われた。参加者はいのちのつながりや安穏な世界の実現と次世代への継承を願い、祈りを捧げた。
法要は北松地区寺院に継承される伝統芸能の舞楽「萬歳楽」の奉納で始まった。読経・声明に続き、田中総長が表白文で原爆の恐ろしい実態を示し、その苦しみに大きな慈悲を寄せた。また「諸霊に報いる道は無念を晴らすにあらず、身心安穏なる平和世界を此の土に築き上げること」と原爆犠牲者や戦没者に実現を誓った。ご宝前修法や全員での慰霊のお題目を唱えた後、挨拶に立った田中総長は、「人類は時に争い、傷つけ合うこともあるが、赦し合い、慈しみ合い、和解へ導く力も持ち合わせている。互いを思いやることが、恒久平和、立正安国への大きな一歩となる」と伝えた。
法要の締めくくりには、小学4年生から高校3年生までの寺院の子どもたちによる霊山浄土に住む霊鳥・迦陵頻伽に扮した舞楽「迦陵頻」が披露され、改めて戦没者への追悼を祈る舞いを捧げた。舞人で指導者の髙野光拡師(同市本立寺住職)は「今日のために稽古を重ねてきました。平和への思いが次世代に伝わってほしい」と語った。
続いて静岡県伊豆市大蓮院住職の佐治妙心師による紙芝居法話が行われ、「戦争を止められるのも1人ひとりの心次第」と語り、平和への意識を呼びかけた。
大会最後には、長崎県宗務所長の渡部智文師が挨拶で「勝敗を超えた平和な世界こそ釈尊と日蓮聖人の教え」と述べ、「一天四海皆帰妙法」の祖願達成に向けての精進を呼びかけた。
前日の10月3日には同市本佛寺内の釜墓地(釜霊園)供養塔前で慰霊法要が行われ、田中総長らが読経・献華を行った。釜墓地にはフィリピンからの引揚船「ぼごた丸」で帰還した戦没者の遺骨約6500柱が眠っているが、身元が判明しているのは600人に満たない。長年、環境整備と供養を続けてきた(社)佐世保釜墓地戦歿者護持会は今年の第44回慰霊祭で会員の高齢化などにより解散したが、元副会長の木山紀昭さん(85)は「釜墓地を知っていただき、今後も供養を続けてほしい」と語った。
また長崎県日蓮宗青年会では、終戦80年の慰霊の唱題行脚を県内各地で行っている。

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