日蓮宗新聞
2024年6月1日号
愛された法主猊下・内野上人の本葬儀
山梨県総本山身延山久遠寺で第92世法主、第52・53代日蓮宗管長の内野(永上院)日総上人の本葬儀が5月8日、菅野日彰管長猊下を導師に同寺で営まれた。〝愛される身延山〟を提唱し、同寺のバリアフリー化に努められ、いつも絶やされなかったにこやかな笑顔で〝愛された法主猊下〟のご遷化を参列した宗内外の僧侶檀信徒約800人が惜しんだ。内野上人は1月21日に世寿99歳でご遷化された。
菅野猊下は歎徳で、内野上人のご功績やご関係を紹介すると、声を詰まらせながら「まさに長兄、末弟の契りなり」とご追懐された。弔事は、田中恵紳宗務総長、小埜栄裕参与、富田蓮右衛門信徒総代が読み上げ、改めて在りし日のお姿を偲んだ。
式後は東西南北の四方に設けられた4つ(発心・修行・菩提・涅槃)の門を右匝(めぐり)に3回まわる儀式、「四門三匝」が行われた。これは釈尊のように順次修行の段階を積んで仏になるという意味がある。内野上人の弟子や関係者が袈裟などの遺品とかつてのご教導を胸に門をくぐった。




















