2024年2月10日号
身延山久遠寺法主に持田日勇師選出
山梨県総本山身延山久遠寺の新法主(第93世)に持田日勇師(千葉県茂原市本山藻原寺貫首・久遠寺総務・87歳)が1月25日に選出された。第92世内野日総猊下のご遷化による法主空位を受けて開かれた臨時の参与会・祖山常置会・総代会で決められた。
持田師は昭和11年、東京都生まれ。24年に得度、34年に僧階新叙を受けた。同年に早稲田大学第一政経学部政治科卒業、36年に立正大学大学院文学研究科仏教学専攻履修。41年に東京都本久寺住職に。宗務院の総務課長(47年)を経て52年から宗会議員を4期務めた。日蓮聖人第700遠忌では報恩奉行会事務局長として辣腕を振るい円成に導いた。平成13年に藻原寺に晋山。日向上人第700遠忌事業に尽力し、「オラトリオ日蓮聖人」の再演を果たした。また公益財団法人立正育英会理事長として学生のために奨学金の寄付集めに奔走した。
海外とのつながりも重視し、日蓮宗國際佛教親交会(名誉会長)や日中友好宗教者懇話会(同)、日蓮宗海外布教後援会(会長)を牽引。現在もイタリアなどまで足を伸ばし交流を図っている。中国仏教会から「日中佛教友好使者」の称号を授与されるほど、信頼を得ている。現日蓮宗宗務顧問、現身延山学園理事長。ほか立正大学学園常任理事や身延山大学長などを歴任。
仮入山式は3月13日、入山式は5月7日を予定。翌8日は内野上人の本葬儀が営まれる。




















