2016年4月1日号
開花活動の2年目がスタート!
宗門運動「立正安国・お題目結縁運動」第3期開花活動の2年目(全4年間)がスタートしました。また平成19年度から始まった宗門運動は10年目の節目を迎えました。
日蓮宗では運動開始以来、「合掌」を軸に僧侶・檀信徒はもちろん、社会に対しても運動を展開・推進してきました。第1期播種活動では『立正安国論』をはじめとした日蓮聖人の願いを私たちは受け止め、常不軽菩薩の但行礼拝の精神、「敬いの心」を体得する「合掌礼」の推奨、第2期育成活動では道徳観の崩壊が見える世相のなかで、日蓮宗内外に社会運動としての広がりをもつ「合掌」運動を展開してきました。
そして第3期は、今まで推進してきた合掌に合わせ、より一層明確な仏さまとのつながりを得てもらうために、1人でも多くの人たちにお題目と縁を結んでもらうための活動を行っていきましょう。但行礼拝の精神「敬いの心」を体得することが、「敬いの心で、安穏な社会づくり、人づくり」につながっていくのです。
今年度もサブテーマは「組織で動く」が設定されました。すべての人に対して敬いの心で接しようという但行礼拝の精神は、日蓮聖人が『崇峻天皇御書』で示されたように「法華経の修行(実践)の肝心」です。僧侶檀信徒が一体となって、合掌とお題目の輪を広げていきましょう。