日蓮宗新聞
2012年9月1日号
市川市陽雲寺が日蓮宗に「念願叶い誇りに思う」
千葉県市川市陽雲寺(戸村龍健住職)の日蓮宗所属承認辞令伝達式が7月9日、東京都大田区の日蓮宗宗務院で行われ、戸村住職と千葉県北部の武井良行宗務所長らが出席。渡邊照敏宗務総長から辞令が手渡された戸村住職は「念願だった日蓮宗所属が私の代で叶ったことは大変誇りに思います」と応えた。
市川市大本山中山法華経寺(新井日湛貫首)の山内寺院の一つである陽雲寺は寛永16年(1639)智應院日宣上人による開基とされている。今回の所属は戸村住職が同寺先々代住職・妙久院日淨上人の思いを受け継いで実現した。
戸村住職は「総代役員をはじめ皆さんが喜んでくれています。若い人たちに呼びかけを行い、中山の町が活気に溢れるようにしたい」と意気込みを語った。