日蓮宗新聞
2012年6月1日号
全国檀信徒協議会総会開催 江守会長「全管区一体となって躍進を」
全国檀信徒協議会(江守幹男会長)は5月19日、東京都大田区の日蓮宗宗務院で59回目となる総会を開催し、全国各管区の会長や代表者ら70人が出席した。
開会式では渡邊照敏宗務総長が挨拶で、「日蓮宗は僧侶檀信徒一体で頑張っていると日本中に示してほしい」と述べ、江守会長は「私たちは宗門の応援団。全管区が一体となって宗門の手助けをしたい」とさらなる躍進を誓った。
江守会長が議長となり議事が進められた会議では、まず昨年度の会務報告、会計・監査報告が行われた。次に田本憲吾副会長と武見敬三副会長らの辞任に伴う役員の改選が行われ、新副会長に京浜教区選出の池上幸保氏(写真丸抜き右)と近畿教区選出の武田家治氏(同左)が選出された。
池上新副会長は就任挨拶で「核家族が増える中、どのように信仰を伝えていくかが今後の重要な課題。皆さまと力を合わせて取り組んでいきたい」と熱意を述べ、また武田新副会長は「大阪市で取り組んでいる日蓮宗を知ってもらう活動を全国に広めたい」と抱負を語った。
その後、今年度の事業・活動計画“宗門運動「立正安国・お題目結縁運動」第二期「育成活動」”と“教区管区青年会立ち上げ・活性化へ”の支援、教区管区檀信徒協議会開催の促進、全国檀信徒協議会ホームページの拡充などの案や予算案が慎重に審議され、可決された。
また新会計に中部教区選出の新實達夫氏と東北教区選出の佐伯信一氏が就任した。