2010年4月1日号
立正大学卒業式 身延山大学卒業式
立正大学(髙村弘毅学長)の平成21年度卒業証書授与式が3月25日、埼玉県大宮ソニックシティホールで行われた。巣立った卒業生は2340人(仏教学部は89人)。
仏教学部(北川前肇学部長)は式後、東京・大崎校舎の石橋湛山記念講堂に場所を移し、及川周介学園理事長を導師に「卒業奉告式」を厳修した。
成績優秀者の表彰に続き、酒井日慈日蓮宗管長猊下名代の関谷泰教伝道局長が訓諭した。
次に北川学部長が『報恩抄』の「それ老狐は…」の一節を引用し、「狐さえも礼を尽くします。たくさんの人たちに支えられて学問を成就することができたことに感謝して、今後菩薩行を実践していただきたい」と卒業生の門出を祝った。
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身延山大学(宮川了篤学長)で3月15日、平成21年度「卒業証書授与式」が行われ、仏教学科・仏教福祉学科の計31人が巣立ちの日を迎えた。
式に先立ち、井上瑞雄理事長を導師に法味言上が行われ、卒業生それぞれが大学課程を修了したことを宗祖に奉告した。
続いて、1月に最終講義を行い、3月末に退任となる宮川学長が式辞で「本学において、仏教、日蓮聖人の教えを学んだことで、知りえたであろう『命の尊さ』をどこまでも実践して下さい。どんなに時代が変わろうとも、自分の理想・理念を捨てることなく生きて下さい」と卒業生を激励。柳本伊佐雄仏教学部教授の点呼で、卒業生一人ひとりが壇上に上がり、宮川学長から卒業証書を受け取った。
成績優秀者の授賞式が行われたあと、井上理事長・来賓の森恵遠同大学同窓会長らが祝辞。卒業生を代表して丸山友花里さんが同学に記念品を贈呈し、卒業生代表謝辞では松井智伸さんが母校への思いを語った。
閉式後、身延山学園総裁の内野日総身延山久遠寺法主猊下を交えての記念撮影。卒業生は緊張した面持ちから一転し、達成感のある晴れ晴れとした顔をのぞかせた。
受賞者は以下の通り。法主賞 芦田智秀さん/総裁賞 丸山友花里さん/理事長賞 岩崎真弓さん/学長賞 川口藍さん/学長特別賞 山下清昭さん/社会法人日本介護福祉士養成施設協会長賞 永濱考祥さん/全国保育士養成協議会長賞 小宮山真未さん