日蓮宗新聞

2005年1月20日号

支給された豪雨義援金から計2100万円を寄付

新潟県東部宗務所(吉田錬勝所長)、新潟県西部宗務所(池浦泰樹所長)、福井県北部宗務所(布谷海哲所長)の各宗務所は、昨年七月の新潟・福井豪雨被害に対し宗門から支給された義援金の中から、それぞれ700万円、計2100万円を災害義援金として宗門に返上した。
豪雨以後各地で災害が相次いだことを憂慮し、“被害を受けた多くの方々に使って頂こう”と各宗務所管内の総意によって決定したもので、1月11日、三管区宗務所長が東京・池上の宗務院を訪れ、岩間湛正宗務総長に寄託した。
岩間宗務総長は「大きな被害を受けられ復興途中にもかかわらず、このような多額の義援金を頂戴しありがとうございます。有効に活用させていただきます」と感謝の意を表し、復興に向け励ましの言葉を送った。

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総額約7千万円に

日蓮宗宗務院が勧募を呼びかけ、昨年10月31日に受付を終了した「新潟・福井豪雨災害義援金」の総額が6943万1073円に達し、昨年12月24日、本堂、庫裏などを流失した新潟県中之島町の妙栄寺(望月是範住職)と三管区宗務所に支給された。
支給されたのは、妙栄寺に2000万円、新潟県東部宗務所(吉田錬勝所長)、新潟県西部宗務所(池浦泰樹所長)にそれぞれ1700万円、福井県北部宗務所(布谷海哲所長)に1500万円、計6900万円。
宗門では、新潟・福井豪雨以後も国内で台風や地震など災害が相次いだことから、「新潟・福井豪雨災害義援金」受付終了後も「総合災害義援金」として今年3月末日まで継続することを決定。引き続き全国からの協力を呼びかけている。

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スマトラ沖地震・津波 日蓮宗が緊急支援

昨年12月26日に発生したスマトラ沖大地震による津波は、インドネシア、スリランカをはじめ、多くの国に被害をもたらし、死者不明者は18万人を超えた(1月13日現在)。史上類を見ない規模の被害は今もなお拡大し、復興に向けたより多くの支援が急務となっている。
日蓮宗宗務院(岩間湛正宗務総長)は1月8日付でアジア地域の日蓮宗寺院・教会に対し、お見舞いと支援協力の文書を送付した。特に被害の大きい国にあるマレーシアのペナン日蓮宗仏教会(小幡妙照主任)、スリランカの身延山スリランカ別院(コロンボ支院・ニゴンボ支院を含む)はともに無事という報告が入っている。
宗務院では緊急支援策として、日蓮宗国際協力基金の中から210万円を拠出し、各地域への第一次支援を行った。内訳は以下の通り。
スリランカ120万円・インドネシア30万円・タイ30万円・インド10万円・モルジブ10万円・ソマリア10万円(それぞれの国で活動するNPO組織や日蓮宗開教師へ支援金を送付)
長期的支援が必要な状況であり、宗務院伝道部では今後も募金の呼び掛けを継続していく。寄せられた義援金の送付先については、伝道部が各団体組織の活動状況を適切に判断・分析し決定する。

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