日蓮宗新聞

2023年11月1日号

お会式で日蓮聖人へ万灯捧げる

お会式万灯練供養 修正東京都大田区大本山池上本門寺で第742回を数える日蓮聖人お会式が10月11~13日に営まれた。お題目の教えを私たちに伝えられ、弘安5年(1282)10月13日に池上の地でご入滅された日蓮聖人に報恩感謝を捧げるため、訪れた多くの参拝者が大堂(祖師堂)の聖人像の前で合掌し瞳を閉じた。
令和元年の台風や翌年から猛威を振るった新型コロナウイルスの影響で中止や規模縮小を余儀なくされていた毎年12日のお逮夜の万灯練供養は、池上の町を通過していく以前のルートの完全復活となった。12日のお逮夜には76講中の計約3千人の講衆が参加。纏を振り、お囃子を鳴らしながら大堂を目指す練供養を一目見ようと、約20万人が池上本門寺を訪れた。大堂までの参拝を終えた「善慶寺六士講」の講衆の1人は、「コロナを経て以前のように講衆が集まるか心配だったけれど、賑やかに万灯行列ができた。うれしい」と満面の笑みをみせた。
翌日の13日午前7時からは、臨滅度時法要が営まれた。説教師として登壇した福井清周師(石川県立像寺住職)が日蓮聖人のご生涯を辿った後、大導師の菅野日彰貫首猊下と式衆が入堂。法華経の読誦を捧げ終えた静寂のなか、ご入滅時刻と伝わる8時頃に菅野猊下が740年前の故事に倣って「臨滅度時の鐘」を打ち鳴らされると、参列者は深々と頭を垂れ、ご生涯を偲ぶとともに聖人の法華経・お題目弘通の精神を受け継ぐことを誓った。

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