日蓮宗新聞

2020年9月1日号

千鳥ヶ淵戦没者墓苑にお題目響く

千鳥ヶ淵75回目の終戦記念日を迎えた8月15日、日蓮宗は「千鳥ヶ淵戦没者追善供養並世界立正平和祈願法要」を、東京・千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で営んだ。
中川法政宗務総長名代の生駒雅幸総務局長を導師に、修法導師を嶋田教要東京西部修法師会長が務め、戦没者の遺骨が納められている六角堂内に大曼荼羅ご本尊を奉安し、戦没者への慰霊と平和への祈りを捧げた。式中、檀信徒など約150人が焼香し、尊い命を犠牲にした戦没者の冥福を祈るとともに、2度と戦争を起こさぬよう祈りを込めて合掌した。
法要終了後、生駒師が代読した中川総長の挨拶文では、人類が共に手を取り合って心を1つにした世界平和を願い、この法要がすべての命とその希望を未来に繋げる縁となることを切望した。
千鳥ヶ淵の法要は昭和34年に同戦没者墓苑が創建されてから毎年この日に日蓮宗が営んでおり、今年が62回目となる。今回は新型コロナウイルスの感染拡大予防を徹底させての開催となった。出仕僧侶を減らし、参列者の座席の間隔を広く取り、参列への呼びかけも縮小した。最後まで参列するか迷ったという男性は「小学校3年で終戦を迎えた。体力が続く限り参列したい。戦争の時代を生きた者にとっては今日は特別な日。参列を断念した仲間の分までお題目を唱えようと思って来ました」と話した。

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