日蓮宗新聞

2013年8月10日号

日本ジャンボリー開催 少年少女が平和への祈り

 全国のボーイ・ガールスカウトが集う日本ジャンボリーが山口県山口市きらら浜で7月31日から8月8日まで開かれた。文化交流日の4日には、キリスト教や仏教など宗教宗派が法要を営んだ。日蓮宗の法要にはスカウト約1千人が集まり、お題目を唱え世界平和などを祈った。参加した小学校5年生の女の子は「いじめや戦争がない世界になってほしい」と語った。
また多くのスカウトたちが見守るなか行われた宗教奨励の集いでは、各宗教の代表が教えなどを紹介した。仏教を代表してステージに立ったボーイスカウト東京連盟目黒第15団(石井隆康団員長=仏教スカウト連絡協議会・日蓮宗スカウト連絡協議会理事長)の加藤黎君(中2)と茂呂裕梨さん(小6)は「み仏は私たちに生きることの大切さ、友だちや世界の人びとを愛すること、地球に優しくすることを教えてくれました。私たちは自分のことよりみんなの笑顔が大好きです。私たちは感謝の気持ちを忘れず、平和を願い、一人ひとりが力いっぱい生きることに頑張り、強い体と優しい心を育てていけるように心がけていきます」と発表し、会場から大きな拍手を受けた。
スカウトがキャンプ生活の中でさまざまなプログラムに参加しながら交流を深める今回のジャンボリーには、国内外から約1万4千人が参加した。スカウトでは宗教を奨励しており、文化交流日は自らの信仰を深め、多くの宗教への理解を深める日として設定されている。ほかにも開会期間中は、奨励エリアで各宗教宗派が教義などを紹介するブースを設置している。日蓮宗のブースではうちわ太鼓を叩き、お経やお題目を唱え祈願を行った。参加したスカウトは普段できない体験に興味を示した。
また3日の仏教スカウト連絡協議会の指導者を招いたレセプションでは、ボーイスカウト日本連盟の奥島孝康理事長が挨拶で「大乗の教えをはじめ文化的に共通点の多い東アジアの未来を作っていける子どもを仏教を通じて、育ててほしい」と期待を述べた。
※ジャンボリー=4年に1度、全国的に行われるボーイスカウトのキャンプ大会

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