日蓮宗新聞
2012年10月10日号
震災遺児支援へ募金活動を開始 同心会が協力呼びかけ
日蓮宗の宗政会派・同心会(小林順光会長)は東日本大震災支援事業として、震災遺児・孤児支援のための募金活動を開始、全国の寺院・教会・結社などに協力を呼びかけている。
同心会では東日本大震災で船を失った漁業者に対して行った船舶贈呈支援に続き、養育里親制度への支援を決定。公益法人・全国里親会を支援先とする募金活動をスタートさせた。全国の協力寺院・教会・結社に募金箱を設置し、本年末を1回目、来年3月末を2回目の締切としている。
あしなが育英会発表によると、被災地には父を亡くし母子家庭569世帯1,034人、母を亡くした父子世帯432世帯690人、両親ともに亡くした孤児241人がいるといわれ、現在も仮設住宅や親戚の家で不自由な生活を余儀なくされている。
