日蓮宗新聞
2012年2月1日号
兵庫と東北への鎮魂の祈り 神戸市内各地で慰霊法要
【兵庫東】6,434人の命を奪った阪神・淡路大震災発生から、今年で17年を迎える。
青年会(鈴木康照会長)は1月17日、管内各地で慰霊法要を行った。
地震発生時刻の午前5時46分に東遊園地(神戸市中央区)灯籠前で黙祷。園内につくられた雪地蔵に一読し、犠牲者の冥福を祈った。
その後、同市長田区の新湊川公園と御蔵北公園で、遺族とともに慰霊碑前で追善供養を行い、さらに同市妙法寺(上田義統住職)、同市行守寺(清水教信住職=宗務所長)で慰霊法要を営んだ。
また午後からは宗務所主催の慰霊法要が営まれ、管内で犠牲となった方々の霊簿が読み上げられた。
昨年3月11日に発生した東日本大震災後に初めて迎える「1・17」。2つの大震災への鎮魂の祈りが重なり、これからも、ともに手を携えて先の長い道のりを歩んでいくことを再認識させられる一日となった。
