日蓮宗新聞

2011年9月20日号

伊藤通明師 井田湛孝師 米寿の祝い

「両猊下のご尊顔を拝すれば輝いて…」渡邊照敏宗務総長が祝辞

井田湛孝師(静岡市本山本覚寺貫首)と伊藤通明師(同市感應寺住職)の米寿を祝う会が発起人主催により9月1日、静岡市内で行われ、約100人が集った。
井田師は日蓮宗新聞社社長、静岡市仏教会会長、日蓮宗本山会会長、日蓮宗西谷鏡師法縁長などを歴任した他、国内外で慰霊法要を営むなど仏教親善を推進。伊藤師は日蓮宗宗務総長、総本山身延山久遠寺総務、日蓮宗綜合財団理事長などを歴任した他、法華一乗会会員・佐藤ゆかり参議院議員の後援会長も務めており、88歳を迎た現在も両師共に住職として活躍している。
祝賀会では静岡市本山蓮永寺の松村壽厳貫首による発起人代表挨拶に続き、渡邊照敏宗務総長が「両猊下のご尊顔を拝すればその眼は衰えを知ることなく、輝いておいででございます。今後ともご法体ご自愛の上、さらなるご活躍をお祈りいたします」と祝辞。続いて富士宮市大本山北山本門寺の旭日重貫首、富士市本山實相寺の豊田日穂貫首がお祝いの言葉を述べた。
その後、謝辞に立った井田師は「法のため、宗門のため、檀信徒教化に集中して参りました。“精出せば凍る暇なし水車”の言葉のように、これからも皆さんへのお礼の意味で精進努力していきたいと思いますので、どうぞ陰になって、日向になってご支援ご鞭撻をお願いします」と挨拶。伊藤師は「私の父親は82歳、母親は95歳で亡くなりましたが、それを足して2で割ったのが88歳です。私は軍国主義のまっ最中で生まれ、軍事教育を受けてきました。戦争の惨めさや悲惨さ、そして平和の有り難みを感じながら戦後66年が過ぎましたが、日本の歴史の悲劇を肝に据えて、宗門運動立正安国・お題目結縁運動を推進しなければならないという思いを強くしています」と述べ、最後に「平成33年に迎える日蓮聖人ご降誕800年まで絶対意地でも生きてみせますから、末永くよろしくお願いいたします」とまとめて会場を沸かせた。

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新年のご挨拶。

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