日蓮宗新聞

2010年9月1日号

第15回日本ジャンボリー

4年に1度開催されるボーイスカウト日本連盟主催の国際キャンプ大会「第15回日本ジャンボリー」が「世界に向かって でっかく羽ばたけ!」をテーマに8月2日から8日まで、静岡の富士山麓にある朝霧高原で開催され、世界41ヵ国から少年少女約22000人が集結して友好を深めた。
スカウト運動は約100年前、イギリスのベーデンパウエル卿が健全な青少年の育成を目的として創設したもの。宗教の尊厳と多様性を認めるところにその特色がある。
中日の5日は信仰を大切にする「スカウト平和の日」。さまざまな教宗派が宗教儀礼を行った。
日蓮宗では日蓮宗スカウト連絡協議会(石井隆康会長)が、石井会長を導師に法要を厳修。約800人の参加者には子どもも読める冊子が配られ、一緒にお経とお題目を唱えた。
法要後、石井会長は「ともにお題目を唱えたこのご縁は皆さんの心の中に色濃く残ることと思います」と挨拶。丸秀昭師(千葉県龍泉院住職)は“命とは人間に与えられた時間だ”との言葉を紹介し、「生かされた命を無駄にすることなく、一生懸命生きて下さい」とメッセージを送った。
参加したスカウトには日蓮宗宗務院伝道部が公募で作成したTシャツが配られ、人気を博した。
その後、各教宗派合同の「世界スカウト平和祈念式典」が開催され、広いアリーナが埋めつくされた。日蓮宗からは石井会長が登壇、各教の代表者が平和メッセージを発信した。世界中のスカウトが折った45000羽の折り鶴が広島・長崎や世界各国の代表者に贈呈された。
アリーナから少し離れた場所にある「信仰奨励サイト」では各教宗派のブースが設けられ、日蓮宗はこれまでのスカウト活動を写真展示などで紹介。また「5分で修行ができる寺」として、見学に来たスカウトとともにうちわ太鼓を使っての唱題行を行った。宗教に偏見のない子どもたちは興味津々。初めての体験に目を輝かせていた。

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新年のご挨拶。

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