2010年2月10日号
大本山池上本門寺で節分追儺式
東京都大田区の大本山池上本門寺(酒井日慈貫首)の節分追儺会には、各界の著名人や参詣者1万人が訪れ、1年の招福と無病息災を祈った。
午後1時、歳男・歳女125人が池上の町中を練り歩き池上本門寺へ。到着後、酒井貫首を導師に追儺式法要が営まれた。酒井貫首の御経頂戴に続き、修法師が堂内に響きわたる力強い祈祷を厳修。最後に酒井貫首と副導師の秋山文孝池上法類会議長(新潟県妙行寺住職)、山内寺院代表の山田潮亮師(大田区厳定院住職)が堂内豆まきを行い、参列者の平安を祈念した。
午後3時、酒井貫首や元横綱のプロレスラー曙さんをはじめ歳男・歳女、プロレスラーの佐々木健介さん、タレントの松本伊代さん、北斗晶さん、歌手のミッキーカーチスさん、元横綱の輪島大士さん、松原忠義大田区長らが全長50メートルもある特別桟敷から威勢よく豆まきを行った。参詣者は豆がまかれるたびに声をあげ、福を得ようと両手を伸ばしていた。
歳男・歳女として家族4人で訪れたという母親は「家族全員が健康で笑っていられることが、私にとって何よりもの福です」と話していた。