日蓮宗新聞
2009年1月1日号
本社社名の文字板 寄附で生まれ変わる
日蓮宗新聞社(東京・池上、垣本孝精社長)の社名の文字板が、僧侶の寄付によって塗り替えられ生まれ変わった。
平成6年の新築後、社員が部分的には修理を行っていたが、本格的に手を入れたのは初めて。錆びて一部はずれた文字板の修理方法を尋ねていたところ、福島県二本松市豊受教会担任の安齋嘉修師から「私がやりましょう」と話があったもの。
安齋師は以前自らが経営していた有限会社よしとき工芸社(千葉県市川市)に依頼、文字を取り外し、漆を一度はがして金箔を二度押しする作業を終え、昨年11月11日に取り付け作業を行った。社員は「毎朝気持ちよく出社できます」と喜んでいる。
