2008年4月1日号
桜も祝う二つの卒業式
立正大学、身延山大学卒業式
立正大学(髙村弘毅学長)の平成19年度卒業証書授与式が3月26日、埼玉県大宮ソニックシティで行われ、2252人(うち仏教学部128人)が新たな旅立ちを迎えた。
式後、仏教学部は立正大学大崎校舎の石橋湛山講堂に場所を移し「卒業奉告式」を行った。及川周介学園理事長を導師に読経・唱題が厳修された後、及川理事長が仏前で卒業奉告文を読み上げた。
成績優秀者への授賞に続いて、小松浄慎日蓮宗宗務総長名代の伊東隆司日蓮宗伝道局長が「立正の精神をもって現代社会に貢献され、世界立正平和に寄与されることをお祈りいたします」と門出を祝った。また、北川前肇仏教学部長は「どうぞこれからは健康に留意して、周りの人たちのために皆さんが得た知識、温かな心、もてる力を分かち与えてください。皆さんの前途に大いなる幸と希望の日々がきますように念願します」とはなむけの言葉を贈った。
受賞した生徒は、「大学院に進学して更に研鑽を深め、日蓮聖人と立正大学の名を汚さぬよう精進していきたいです」と今後への意気込みを語っていた。
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身延山大学(宮川了篤学長)で3月13日、平成19年度「卒業証書授与式」が行われた。
授与式に先立ち、身延山学園理事長の井上瑞雄総本山身延山久遠寺総務を導師に法味を言上。
続いて宮川学長が式辞を述べ、卒業証書が卒業生28人の一人ひとりに手渡された。
その後、成績優秀者の授賞が行われ、宮川学長から表彰状が手渡された。
井上理事長の祝辞、来賓祝辞に続き、卒業生の謝辞の中で、今後の宗門布教活動に邁進していくことを誓った。
最後に学園総裁である内野日総久遠寺法主猊下が卒業生にお祝いの言葉を述べられ、式は厳かに終了した。