日蓮宗新聞

2007年11月1日号

日蓮聖人のご命日偲ぶ「お会式」

 弘安5年(1282)、日蓮聖人は病を癒すため身延の地を常陸の国へ出立され、武蔵野国池上に逗留、10月13日入滅された。以来700有余年、10月から11月にかけて全国の日蓮宗寺院では日蓮聖人の命日を偲ぶ「お会式」が営まれてきた。
入滅の地、東京・池上本門寺(酒井日慈貫首)では726回目の命日を迎え、12日のお逮夜には午後6時頃から深夜まで28万人の参拝者がかけつけた。全国から集まった百講中約3000人による万灯練供養が行われ、纏を振る講中の熱気とお囃子、参拝者の歓声が池上の街を包んだ。

ご入滅ご正当の13日、池上本門寺で臨滅度時法要が営まれた。午前7時から「結願特別説法」と題して深沢友遠師(愛知県最経寺住職)が高座説教。日蓮聖人のご一代記を臨場感たっぷりに語り、大堂は聖人往時の情景に包まれた。
 続いて、酒井日慈貫首を導師に臨滅度時大法要が厳粛に営まれた。日蓮聖人ご入滅時に弟子の日昭上人が打ち鳴らされたという故事にならい、酒井貫首が臨滅度時の鐘を打ち鳴らすと、堂内いっぱいの参列者は深く頭を垂れて合掌しお題目結縁への誓願を新たにした。
法要後、出仕僧侶らは境内の日蓮聖人御廟所などを参拝。本門寺信行会の団扇太鼓に迎えられ、石野日英千葉県本山弘法寺貫首を導師に法味を言上した。

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