2007年3月20日号
立正大学学園 大崎校舎5・6号館改築、落成式
少人数教室から大教室まで 28万冊の蔵書収納 地下に書庫
東京都品川区の立正大学学園(及川周介理事長)ではキャンパスの整備拡充事業が進められているが、この度、大崎校舎5号館・6号館のリモデリング工事が終了し、落成式が2月28日に行われた。
今回落成した5号館・6号館は、これまでも校舎として使われていた建物をリモデリング(改築)して新たに生まれ変わったもの。
5号館は少人数教室から320人収容の大教室まで幅広く配置され、地下には28万冊の蔵書が収納できる可動式書庫が導入された。
6号館はカフェ・ラウンジと200人収容の食堂に加え、入試・就職・同窓会・父兄会などの事務室、大学院生研究室などが入っている。
立正大学では仏教・文学・心理・経営・経済の5学部が大崎キャンパスでの4年間一環教育となるのを受け、学生の交流ゾーンやアメニティ空間の増設が急務となる中、今回の5・6号館に加え、学生会館として使用される12号館も新たに完成するなど、キャンパス環境のさらなる充実が図られている。
28日の落成式は、大本山池上本門寺の僧侶が出仕し日蓮宗の法式に則って進められ、学園教職員・施工業者・近隣住民代表など約50人が参列した。法要後、挨拶に立った及川理事長は「学園では引き続き、大崎・熊谷キャンパスの整備を進めていきます。今後とも御支援よろしくお願いします」と謝意を表した。
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