日蓮宗新聞

2007年3月1日号

第786回宗祖御降誕会

宗祖日蓮聖人ご生誕の霊場として全国からの参詣者が絶えない、千葉県鴨川市大本山誕生寺(石川日命貫首)で2月16日、第786回宗祖御降誕会が営まれた。この聖日を日蓮聖人御降誕の聖地で祝おうと、地元をはじめ全国から約400人の僧侶檀信徒が参列した。
午前11時、太陽の光がやさしく降りそそぐ中、日蓮聖人のご幼像を乗せた御神輿と共に、僧侶檀信徒が両親閣妙蓮寺(上村貞雄住職)を出発し、誕生寺までお題目を唱えながら練り行列。誕生寺祖師堂前で法味言上を行い、ご幼像が遷座された。
午後1時からは、誕生寺祖師堂で第786回宗祖御降誕会法要が石川貫首を導師に営まれた。法要中、石川貫首が慶讃文を読み上げ、読経の中、焼香が行われた。
その後、小松浄慎宗務総長名代として、田澤元泰現代宗教研究所所長が挨拶にたち「今年4月から『立正安国・お題目結縁運動』が実動します。日蓮聖人が『立正安国論』を時の鎌倉幕府へご奏進されてから、今日まで脈々と伝えられてきた日蓮聖人の教えを、私たち僧侶檀信徒が一体となり、わが信仰として深く保ち、継承してしていかなければなりません。さらに日蓮聖人の教えを信じ、保つことの素晴らしさを、より多くの人々に伝え、弘めていただきたい」と述べた。
引き続いて、石川貫首が参列者に謝辞を述べるとともに「御降誕800年にむけ、無事に布教殿堂が出来上がりました。これからは、この布教殿堂にお題目の息吹を吹きこんで行きたいと思います。一緒にお題目を唱え、この世の中を蘇えらせる運動にお力添えを頂きたい。そしてお祖師さまの大変ありがたいご縁をもとにして、お題目の道を皆さんとともに歩んでまいりたいと思っております」と挨拶を行った。
法要終了後、千葉県南部和讃会による和讃の奉詠が行われ、うちわ太鼓と美しい声が堂内に響きわたった。その後、修法師会出仕による特別祈祷会が行われた。

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新年のご挨拶。

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