日蓮宗新聞

2006年12月1日号

宗門行事 いのりんぴっく岡山

 岡山県宗務所(藤田裕正所長)は、10月7日に開催した「いのりんぴっく岡山」(いのりんぴっく岡山実行委員会主催、日蓮宗と岡山県宗務所後援)の収益金を日蓮宗宗務院に寄託、協賛金を各団体に寄贈した。また、檀信徒や来場者による折り鶴を手に、総本山身延山久遠寺、広島・平和祈念公園、東京・千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れ、奉納法要を行った。

「環境・平和・いのち」をテーマとしたいのりんぴっく岡山では、平和な世界に向けて一人でも多くの人がともに祈り行動しようと、法要やコンサートなど数多くのイベントが催され、5000人以上が来場。檀信徒や来場者が祈りを込めた折り鶴は16万にのぼった。

 実行委員会では、協賛金を活動支援金としてTM良薬センター・BAC仏教救援センター・老眼鏡ピアニカ寄贈運動・特定非営利活動法人AMDA・NPO法人難民を助ける会の五団体に寄贈することを決定。また、日用品や野菜などのフリーマーケットと屋台を出店した寺庭婦人会(藤田恵子会長)は、収益金を災害義援金として宗務院へ寄託することを決めた。
奉納行脚は「16万の折り鶴を自分たちの手で直接納め、折ってくれた人たちの気持ちに応えたい」という藤田所長をはじめ実行委員会のメンバーらの思いによって実施されたもので、10月31日、広島平和祈念公園を訪れ4万羽の折り鶴を奉納した後、11月13日から15日にかけて総本山身延山久遠寺、日蓮宗宗務院、千鳥ヶ淵戦没者墓苑を回った。
13日夜、一行12人は、12万の折り鶴とともに総本山身延山久遠寺に向けて大型バスで出発。翌朝の朝勤に参列した後、午前8時から大堂に10万の折り鶴を掲げ奉納法要を行った。
水鳴楼で内野日総法主猊下から直々に労いのお言葉を賜った後、午後には東京・池上の日蓮宗宗務院を訪問、小松浄慎宗務総長に寺庭婦人からの災害義援金を手渡した。
いのりんぴっく「いのりの法要」で導師を務めた小松宗務総長は、会場に子供達の姿が多かったことを喜び、いのりんぴっくを今後も続けていかなければならないと意を強くさせられたことに謝意の言葉を述べた。

翌日は午前9時から東京・千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑を参拝し、八角堂に二万の折り鶴を納め、平和を祈願する法要を行った。一行はその後、品川区の難民を助ける会に立ち寄り20万円を寄贈、帰路に就いた。
岡山県宗務所の衣笠通謙伝道事務長は「私たちのこの一連の活動が、宗門が展開している立正安国・お題目結縁運動にいささかでもつながればうれしい」と語った。

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