日蓮宗新聞

2006年11月10日号

身延山で檀研道 全国から17人参加

平成18年度第2回中央檀信徒研修道場(宗務院伝道部主催)が10月18日~20日まで、日蓮聖人御廟所参道の入口にある身延山研修道場で開催され、全国から27歳から73歳まで17人の檀信徒が参加した。
指導には、主任講師に豊田慈證師、講師に中村雅輝師、常任書記に植坂泰雄師、書記に衣笠通亮師、園田尚弘師が当たった。
初日は、午後1時半から開講式が行われ、梶山寛潮日蓮宗伝道部長が「宗門運動である、立正安国お題目結縁運動に檀信徒の先頭に立って活躍して頂きたい」と挨拶したのに続き、石川浩徳総本山身延山久遠寺布教部長が檀信徒研修道場の歴史を説明し、「厳しい2泊3日の修行を頑張って下さい」と参加者を激励。その後、主任・講師による講義、法座、唱題行が行われた。
2日目は久遠寺の朝勤に参列し、布教部の秋山師の説明を受けながら諸堂を参拝した後、石川布教部長を導師に御経頂戴が行われた。
その後午前9時から、豊田主任を先頭に奥の院思親閣を目指した。途中の丈六堂、三光堂ではたくさんのご供養を頂き、研修生の疲れも吹き飛んだ。気温が20度を超える中、全員でお題目を唱え、太鼓を叩きながら3時間半かけて全員無事に登詣した。下山後は、中村講師による法話、豊田主任による祖伝が行われ、研修生一同、熱心に聞き入っていた。夜はお茶とお饅頭を食べながら、和やかに法座が行われた。研修生からの「どうすれば今の時代に、日蓮聖人の教えを弘められるか」という声に講師は、「家庭では、親から子へ、子から孫へ信仰の相続をして欲しい。地域では、お寺に来ていない人をお寺に呼んで欲しい」と答えていた。
最終日は午前5時半から、御廟所拝殿で報恩の唱題行が約30分間行われた。引き続いて、研修道場で書記2人の晨朝法話、五種法師(受持・読・誦・解説・書写)の修行のひとつである、自我偈の写経を丁寧に行った。
閉講式では、石川布教部長が森澤保子さんに記念品を授与し、花形武彦さんがお世話になった身延山研修道場に奉納金の贈呈、研修生を代表して定光勇さんが修了証を受け取り、望月さんが「今後、檀信徒の自覚をしっかり持って精進して参ります」と謝辞を述べ、3日間に渡る研修は無事に修了した。
(常任書記・神奈川二部通信員 植坂泰雄)

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